-
日本には、本州、北海道、九州、四国の4つの大きな島と、およそ7,000個の島がある。
海岸線の長さは、約35,000kmあり、地球を5分の4周するほどだ。これは日本の26倍の面積をもつアメリカの海岸線よりも長い。 -
日本のまわりには、4つの大きな海がある
・太平洋
・日本海
・東シナ海
・オホーツク海
それぞれどこにあるかわかるかな? - 津波とは、地震が原因となって起こる高波で、沖合の船よリも,津(港)で大きなひ害を出すことからこのようによばれるようになリました。
- 津波の力はおそろしく,1960年に起こったチリ地震で発生した津波は,およそ1日かけて日本にまでやってきました。その高さは,最大で6mもあリ, 100人以上の人々がなくなったのてす。
- 日本は地震の多い国で、津波もよく発生します。そのため、「THUNAMI」は、世界共通の言葉になっています。
- 日本の海岸は、開発されていない自然海岸と、うめたてがおこなわれている人工海岸に分けられる。
- 自然海岸は、変化の少ない砂浜海岸と、出入りのはげしい岩石(いそ浜)海岸にわけられます。
-
砂浜海岸
日本海側に多く見られる。遠浅で、港をつくるにはてきしていませんが、海水浴場が多い。岩石海岸
太平洋側に多く見られる。水の深さが深い入り江が多いため、漁港などの港をつくるのにてきしています。 - 千葉県の九十九里浜は、長さが60kmもあり、日本有数の長さをほこる砂浜海岸です。
- 九十九里浜は、砂浜海岸であるため、砂丘や干潟などがみられます。
-
干潟のはたらき
・海が引き潮のときにあらわれる、砂やどろがたまった陸地
・貝類や鳥類のすみかが多い
・よごれた水をきれいにする
・谷津干潟、三番瀬(千葉県)などでは、保護がすすめられている。 -
砂丘のなりたち
・川が砂をはこんできます。
・砂が海にでて、沿岸流によって砂浜に運ばれます。
・風に飛ばされ、砂が積もって、砂丘になる。 - 九十九里浜など、風が強い地域では、風や砂をふせぐため、くろまつの木などを、防風林や防砂林として植えています。
- 砂浜海岸の砂浜を掘ってつくった港をほりこみ港といいます。
- 九十九里浜では、利根川から用水路を引いて、田畑を作ります。
- 九十九里浜では、昔から地引き網による漁業がさかんです。とれたいわしはほしかという肥料に加工されます。
- 青森県、岩手県、宮城県にまたがる三陸海岸は、海岸線の長さが600kmもある、日本有数の岩石海岸です。
- 三陸の沖には、千島海流(親潮)と日本海流(黒潮)が合流する潮目があるため、さかながたくさんとれるので、三陸海岸には漁港が多い
- 三陸の沖には、千島海流(親潮)と日本海流(黒潮)が合流する潮目があるため、さかながたくさんとれるので、三陸海岸には漁港が多い
-
復習!
日本のまわりには3つの海流があります。すべてこたえなさい。
・暖流・・・日本海流(黒潮)、対馬海流
・寒流・・・千島海流(親潮) -
三陸とは
青森県=陸奥国(むつ)
岩手県=陸中国(りくちゅう)
宮城県=陸前国(りくぜん)
3つの字をあわせた呼び名 - 三陸海岸のように、のこぎりの歯のような入り組んだ海岸をリアス式海岸といいます。
-
リアス式海岸の特徴
・山地にある谷に、氷河期の終わりごろ、海面があがってできた。
・山地が多く、平地がすくない。水田や畑は少ない。
・人口がすくない
・貝類やわかめなどの養殖がさかん
・陸に近づくほど、海が細くなるため、津波の速度がはやく、ひ害が大きい。 -
日本各地のリアス式海岸
・志摩半島(三重)、宇和海沿岸(愛媛)、大村湾(長崎)・・・ふだんは波がおだやか、真珠の養殖がさかん。
・若狭湾(福井)・・・原子力発電所が多い -

岩石海岸・・・1.三陸海岸(青森、岩手、宮城) 2.若狭湾(福井) 3.志摩半島(三重) 4.宇和海沿岸(愛媛、高知) 5.大村湾(長崎)
砂浜海岸・・・6.新潟県の海岸 7.九十九里浜(千葉) 8.鳥取砂丘
海流・・・A.千島 B.親 C.日本 D.黒 E.対馬